出産・産後のからだのための マタニティヨガ

妊娠で変わる女性のからだ


毎日少しずつ少しずつ大きくなっていくおなか。

今、お腹のなかの赤ちゃんは何をしているのかしら。

胎動を感じるたびに赤ちゃんを愛おしく想い、この手に抱ける日がとっても待ち遠しい。


一方で、妊娠を機に女性のからだとこころは大きく、そして急激に変化をしていきます。

からだは出産に備え、骨盤、背骨、お腹などの筋肉、関節だけでなく、循環器にいたるまでが大きく変化します。さらには、ホルモンの影響により精神面でも変化が現れてきます。

今妊娠されていて、足がむくんでいたり、腰痛や股関節痛など、からだに不調を感じている。

出産に対する漠然とした不安、イライラしやすい、涙もろくなったという方。

それは仕方のないこと。

お腹の赤ちゃんと物事を共有している、ということなのです。

マタニティヨガにできること


出産・産後に向けた体力作り


出産までに体はどんどんゆるんでいきますので、その分筋力も落ちていきます。

でも妊娠期でも自分の体調に合わせて、筋力を強化すること(衰えを最小限にすること)はできます。

それは出産時に役立つだけでなく、産後の体の回復を早めることにもつながります。


特に、肩周りをほぐすことで乳腺を刺激し、産後の母乳を出やすくしたり、腕、背筋や腹筋を鍛えておくことは

赤ちゃんを抱っこする筋力を強化したり、腱鞘炎や腰痛の予防、ポッコリお腹からの早期回復にもなります。

さらに、「骨盤底筋群」を鍛えることで出産時の会陰切開の必要がなくなる可能性があったり、産後の子宮の回復を

早める、産後よくある尿漏れなどのトラブル予防になります。


マタニティヨガだからこそ意識的にアプローチする筋肉があったりするのです!



「赤ちゃんと繋がる」「お腹の赤ちゃんと一緒に行う」ヨガ


お仕事をされていたり、すでにお子さんがいらっしゃる方などは、普段の生活の中では、なかなかお腹の中の赤ちゃんとゆっくりお話する時間がないかもしれません。

マタニティヨガは、そんなお母さんとおなかの赤ちゃんとが繋がるとても素敵な時間になります。


ヨガの最中、お母さんが気持ちいいと感じれば赤ちゃんも気持ちいいでしょう。

心地よくなければ赤ちゃんも同じ。

赤ちゃんからのメッセージを受け止められるようになりますよ。



体に起こる感覚を感じて対応する練習をする


体を動かしていると、いろいろな感覚を発見することができます。

体内を流れる血液の感覚だったり、筋肉に刺激が入る感覚だったり、体の力が抜ける感覚だったり。


出産も同じように、たくさんの感覚がわき起こってきます。

陣痛の痛みも軽いものから重いものまでさまざまです。


マタニティヨガは、自分の体に起こる感覚に集中することを大切にしています。

本来ヨガは、呼吸や体に起こる感覚という、普段あまり意識しない領域にまで踏み込んでいきます。

ポーズの中で起こった感覚をじっくり感じ取り、その刺激をゆるめるイメージでゆったりと呼吸をする。

そして痛みや少し苦しいなぁと感じたら、息を吐き切る。

ポーズを終えたあとは、起こった感覚が消えるまでじっと待つ。


いつもと違う感覚に対しての対処法を練習していくからこそ、いざ出産!となった時に冷静にその感覚と

向き合うことが出来る。

マタニティヨガは、出産の疑似体験ともいえるのです。



妊娠週数の異なる妊婦さんが集まると、それぞれ出来る範囲は異なりますが、目的は同じです。

マタニティヨガを通して、女性本来の力を高め、赤ちゃんと一緒に出産を迎える準備をしましょう。

マタニティヨガはいつからできますか?


妊娠16週を過ぎ、医師からの同意を得てからご参加ください。

※医師からの同意書などは必要ありませんが、受講前に同意書にサインをいただいています。


妊娠初期は、お母さんの体調も不安定で、流産の可能性も高い時期でもあります。

また、16週を過ぎた方であっても、体調がよくない場合、身体を動かすことに不安を感じる場合などは、

おなかの赤ちゃんと相談してご参加ください。


クラスの途中でも、苦しい辛いと感じた時、なにか違和感を感じたときはすぐにおやすみしましょう。

女のカンはだいたい当たっていますから。